2011年03月31日
父が流された!
東北地方太平洋沖地震から早くも20日
今も震度4以上の余震が続いている
仙台港近くは、地震の翌日に見た唖然とした状況からは、流されたコンテナや路面を覆っていた泥も綺麗に片付けられてたが、道路脇には地震後と変わらない光景もあった。
生身の人間の安否確認に一息ついたところで
そう言えば、まさか親父のお墓まではと、見に行ってみると
うそ?まさか!
…、
メディアが未曾有の…と、形容する大災害
まさかこんなところまで津波が、と思う場所までも被害が及んでいた。
父親の眠るお寺は、海岸からは2kmほど離れ、私も含め地元を良く知る人間は津波の危険が及ぶ沿岸部と言う認識はない地域だった。
「父が身代わりになってくれたんだなぁ」
隣の敷地?に倒れこんだ墓石を、とりあえず自分ちまで戻しておこう
しかし、墓石ってこんなに重いのか!
片側持ち上げても数センチも上がらないし
父親の重みをこんな時に感じるとは…
ゴメンな! 親父。
2011年03月30日
仙台のガソリン事情も…
津波被災地で頑張っている叔父さんの居る石巻地区へ物資を届けるため、まずはガソリン補給しておかないと!
仙台泉インター近くのスタンドが、午後からは割合スムーズに給油待ちの列も進むと情報があり並んでみると…
へぇ〜!
列の最後尾が泉大沢イオン前なので、けっこう早く進んでいるのかも(^^)v
数日前には、明石台の住宅地を回り込みバイパスまで行列が続いてたのに!
ま、情報はあくまで情報なのでと、気長に待とうとしたら
あれ? あらら!
車内でゆっくり爪でも切ろうかと思ったら、ほんの20分ほどでスタンドの看板が見える距離に来ました。
こんなに早くていいのかな〜と、今朝のメールでは姉が3時間待ちでガソリン入れられたよ!と喜んでいたのに
そして…
その5分後には、いよいよ次の順番(^^ゞ
「4月1日以降は更に混乱も緩和されますから!」と、スタンドマンの言葉も…
総理大臣よりは真実味を帯びてきたかなぁ(>_<)
2011年03月29日
JAいしのまき!
ビタミンCも摂らなくちゃなぁと、近所のスーパーで何となく手に取ったイチゴ
産直いちごの表記を良く見たら、何と!つい先日、悲惨な状況を見てきたばかりの石巻産…
仙台市泉区のスーパーでたまたま購入したのも、何か縁があったのかも知れません
生産者の表記は「千葉○一」さん
ネットで調べると、石巻産直いちごの生産者として登録があります。
「親子二代で産直いちごを生産しています。
土づくりにこだわり、赤く熟してから収穫・出荷しています。
より甘いいちごをお楽しみください。」とのメッセージも公開されてます。
いちご農園に津波の被害は無かったのかなぁ…
探して会いに行ってみたくなります(-.-)
私たちに出来ること!
まずは「JAいしのまき」の産直イチゴを見掛けたら皆さんもぜひいただきましょう(^^)v
ガンバレ! いしのまき(石巻市)!
2011年03月25日
パーソンファインダー
東日本大震災からちょうど2週間
地震直後から携帯電話も通じ難くなり、普段当たり前に連絡出来ていた相手との交信が遮断されてしまうことの不安な一日が、いま改めて甦ってきます。
ケータイの通話は制限されていたもののネットは辛うじて繋がり、友人がSNSに書き込んだ内容を手掛かりに自分たちが置かれた状況を理解したものでした。
生まれ育った街並みの惨状が全国ニュースで流れ、身近に起きている惨劇もネットやメディアからの情報が手掛かりでした。
ネット社会と言う響きにはどこか閉塞感を覚えますが、いま改めてその役割りの重要性を感じます…
未だに家族や友人の安否確認がとれない方も多いなか、一つのネットの力が微かな情報の突破口を見いだしてくれています!
Person Finder (消息情報): 2011 東日本大震災
http://goo.gl/sagas
地震から2時間後に別れ…
その後約2週間も安否不明だった方が、このサイトに公開された情報を糸口に無事本人の居場所を探し当てる事が出来たのです!
これからも探偵の七つ道具として…ぜひ活用したいツールですね(^^)v
2011年03月19日
被災地の日課…
今日も、汲み置きしたお風呂からタンクにお水を汲んで、未だ水道が復旧しない友人宅への宅配サービス(?)
ガソリンも貴重なので、その他の用事も絡めての巡回です。
帰りに、御返しとばかりに頂くお裾分けも楽しみ!
あ、それが目当てではない…かな
仙台市内及び近郊でも、数百メートルの違いで「隣町では水が出ているのに!」と、近所の公園で水汲みする姿が見られます。
水汲みの順番待ちは数人レベルで、ガソリンスタンドでは前の晩から数十台の列が出来ているので、なんだか…ほのぼのとした光景に映ります。
避難所でも、そんな印象を受けるように一刻も早く十分に供給されてくれると良いのですが…
友人宅では
「今日、お水が出たよ〜(^^)v」と、一つ、また一つ宅配先が減ってきて、嬉しい寂しさと言った感じです。
市ガスの復旧には、3ヶ月も掛かるという話もあり、お風呂の問題はありますが、家が残っていれば電気とお水があれば十分な生活は出来ます。
普段、頻繁に顔を合わせる事もなかった友知人と、ライフラインの寸断によって毎日会うようになったというのも皮肉な話です!
そんな友人たちとは、これからも気持ちのライフラインだけは断ちたくないですね(^^ゞ
2011年03月19日
美味しいお裾分け
最近の食事はレトルト食品など多くなりがちで…
手作りの料理をいただくと、とっても幸せな気分になります。
韓国風チヂミ?
普段の食生活では、まず口にする機会はなく、居酒屋さんでたまにお見掛けするくらいですf(^^;
ガスも復旧してないなか
不便な状況下で作ったことでしょう
とっても美味しくて、ありがたい気持ちと同時に未だ避難所で暮らす方たちの様子が目に浮かびます(>_<)
2011年03月18日
被災地の知恵
断水していた頃
水汲みした貴重なお水を節約するため、すべての生活スタイルを変えなくてはなりません。
お皿は、後で洗わなくても済むようにラップを敷いた上に料理を乗せる。普段の使い方とは逆。そのまま下から料理を包めば保存しておくことも出来る。
ラップが無ければ、紙やティッシュでも代用はきく。
主婦の知恵とも言える生活術…
水道が復旧した地域も、再度断水が起きているので、今後も忘れてはいけない節水法。
脳にシワが増えた気がします(^^ゞ
ちなみに…
このおむすびは、うちから持って行った水で姉がご飯を炊いたもの
こんなに味わい深いおむすびは初めてかな(^^;
2011年03月18日
雪の被災地
大地震から一週間
真冬に逆戻りしたかのように、寒波が被災地に追い討ちをかけてきます。
宮城県内も、今朝は氷点下3℃〜5℃以下まで下がりました。
避難所暮らしの方々にも、物資不足の不便な生活に加えて更に寒さとの戦いが続きます。
信号が点いた深夜の街路樹は、クリスマスを思わせる綺麗な光景でしたが
家族や友人のため、物資補給に通る道にはふさわしくないな。
そう言えば…ホワイトデーも、いつの間にか過ぎていたんですね!
2011年03月17日
探偵の母…
東日本大地震から3日目のこと
仙台市内も、数キロの違いで必要なモノが異なっている。
母親に、何か足りない物は無いかと電話すると「ぎゅうにゅう!」と…
は? 牛乳!?
「そう、ぎゅうにゅう」
何度聞いても牛乳のようだ…
分かったよ、こっちに買い置きしてあるから!と、自分も1日に1パック以上は飲むため常に蓄えはあった。
やっぱり親子だな…。
二日間も避難所暮らししたんだし、よっぽど牛乳が飲みたかったんだよね(^^;
牛乳を届け、こっちは断水なので水をもらって行こう!
ま、二つ合わせて一つの生活になるかな(^^ゞ
それにしても
こんな大災害時にも、3日目には趣味のガーデニングが既に復旧してるし
電気より早かった!?
2011年03月15日
ガソリン補給
被災地の5日目
ガソリン補給の問題がますます深刻になってきました!
スタンドには、明日の開店を待って、開くかどうかも分からないお店に、既に前の晩から行列が出来ています…
かろうじて給油できたと言う友人から貴重な資源を分けてもらいました!
水道が復旧していない友人にはお水のお裾分け
こんな時こそ、持ちつ持たれつですね!
ガソリン補給の問題がますます深刻になってきました!
スタンドには、明日の開店を待って、開くかどうかも分からないお店に、既に前の晩から行列が出来ています…
かろうじて給油できたと言う友人から貴重な資源を分けてもらいました!
水道が復旧していない友人にはお水のお裾分け
こんな時こそ、持ちつ持たれつですね!
Posted by みちのく探偵 at
22:36
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